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2017.06.20

中林梓先生をお招きしセミナー開催。「病床転換シミュレーションと2018年同時改定」 於 博多

2017年6月17日にJR博多シティにて、株式会社 未来図コーポレーションの主催による
第3回 病院の医療介護連携次世代戦略セミナーを開催しました。

今回のメインテーマは
「病床転換で失敗しないためのシミュレーションとは
    ~2018年同時改定の準備と病棟増改築・建替え工事の準備のすすめかた~」
として、中林梓先生をはじめ3名の方を講師にお招きして満席の90名の方にご出席いただきました。





【Ⅰ部】
講 師: 中林 梓 先生(株式会社ASK梓診療報酬研究所 代表取締役)
テーマ: 「2018年同時改定の準備と病院経営戦略
        ~病床転換はいつやるべきか、何を選択すべきか~」

中林梓先生は同時改定への対応の他、病床転換シミュレーションの具体的なすすめかたについて触れられました。

〇「病床転換すべき時を見極めるためのサイン」として
 ・7対1、10対1の一般病棟の場合のサイン
 ・現時点で当該病棟が赤字となっている場合のサイン
 ・介護療養病棟で黒字となっている場合

〇「病床転換シミュレーションの方法」として
 ・7対1、10対1から地域包括ケア病棟への転換の場合
 ・介護療養病床の転換の場合
 ・医療療養2の転換の場合

以上のように具体的にお示しいただきました。

【Ⅱ部】
講 師:金丸 隆文先生(山下医科器械株式会社 事業推進部長)
テーマ:「地域医療構想を見据えた、有効な病床転換の在り方」

金丸先生は年間50以上の病院内で各種シミュレーションのセミナーを実施されている経験から、
具体的な事例を紹介されました。
また、合理的な病棟運用のために自社で開発された「Patient Trading System」も公開されました。

【Ⅲ部】
講 師:別宮 邦彦先生(株式会社メイ建築研究所 取締役企画室長)
テーマ:「経営戦略で求められる合理的な病院づくり
       ~病床機能の再編に向けた病棟の計画例から~」

別宮先生は九州で病院建築の実績が数多く一級建築士、設備設計一級建築士でもありますが、
多くの病院建築の実績を背景に、病床機能の再編に向けた病棟の計画例を紹介されました。

今回のセミナーが2018年同時改定に向けた経営戦略の一助になれば幸いです。

*セミナーの内容についてはお気軽にお問い合わせください。
 株式会社 未来図コーポレーション
 TEL 092-511-1377  kikaku@miraizu.co.jp
 担当 犬童
 

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